おすすめの洋書紹介(59冊目)Police TV【GR】【Oxford Bookworms】【フィクション】【犯罪モノ】

Tower Bridge Bridge Sunset  - fotofan1 / Pixabay おすすめの洋書 
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 おすすめの洋書紹介59冊目はOxford BookwormsのGR本でPolice TVです! ロンドンで2人の警察官が窃盗犯を捕まえようとするお話です。展開が気になってすぐに読めてしまうと思います。

    語数……1500語

   難易度……読みやすい。Oxford Bookworms LibraryというGR(英語学習者向け)本のシリーズの最も易しいStarterレベルになります。出版社のサイトによれば、Starterレベルは英検3~5級程度の難易度のようです。個人的には3~4級程度ではないかと思います。参考までに記しておきますが、自分は多読累計21万語、英語学習開始から10か月の時点でこの本を読みました

 ストーリー紹介……DanとSueはロンドンで働く警察官。近頃は相次ぐ盗難の被害が報告されていた。彼らが事件を調べてみると、怪しいjogger(=ジョギングをする人)が目に留まった。なんと彼にぶつかられたおばあさんのカバンの中からは財布が消えていたのである。しかし彼を取り調べても持ち物から財布は出てこなかった。怪しいと思いながらも2人は近くの店の防犯カメラに手がかりを求めることに。カメラの映像を見てみると、そこには怪しい人々が写っていた。DanとSueは事件を解決すべく、翌日おとり捜査をすることになるのだが──

 というお話です! Joggerが怪しいのは言うまでもないですが、他にも怪しい人物が数名いて展開が気になるストーリーになっています。1500語という短さですが、読み応えは十分に感じられるはずです

 読みやすいので難しい単語はあまりないと思いますが、少しだけ表現に触れておこうと思います。最初の方に出てくるWhat’s the matter?は本書以外でも頻出です。「どうしたの?」「何があったの?」等の場面でよく出てきます。また、Are there lots of people about?という表現が出てきます。これは「近くに人はたくさんいるの?」といったニュアンスで使われています。『About=~について』のように一対一で単語を覚えていた方にとっては、新しい用法かもしれません。このように、英語学習者向けの簡単な本でも既知の単語の用法についての理解を深めることができます。

 犯人が気になる方にはぜひ本書を読んでいただければと思います✨

                       【おすすめの洋書紹介(59冊目)おわり】

Oxford Bookworms LibraryのStarterレベルだとこちらもおすすめです↓

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