おすすめの洋書紹介142冊目はThe Great Gatsbyです! グレート・ギャツビーといえば文学にあま詳しくない方でも名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか? 本書はアメリカ文学の中でもそれぐらい有名な作品の英語学習者向けのバージョンとなっています✨
語数……8514語
難易度……比較的読みやすい。本記事の冒頭にも記した通り、GR(=英語学習者向けの)本となっています。原作を読むにはハードルが高く感じられるかもしれませんが、この本の場合は英語学習者向けなので難しい単語や表現は少し抑えめになっています。個人的にはGR本のレベル1(5000~10000語程度のもの)を普段から読み慣れている人であれば、問題なく読めるのではないかと思います。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1188万語、英検1級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……物語の語り手はニューヨークに住むNick Carrawayという男性。彼の隣にはGatsbyという謎多き男性が住んでいた。Gatsbyはかなりの富豪で毎晩のように華やかなパーティーを催しているが、彼の素性を知るものは誰一人としていなかった。Nickは隣人としてGatsbyの素性を知っていくことになるのだが、そこで明らかになったのはGatsbyは長年ある女性に恋をしておりなんとしてでも想いを成就させたいと考えていたということだった。その女性というのは偶然にもNickのいとこのDaisyであったが、Daisyはすでに結婚していたのだった。しかしDaisyは夫と上手くいっておらず、彼らの夫婦仲は冷めきっていた。そんななかで以前からの知り合いだったGatsbyとDaisyは仲を深めていく──
というお話です! ラストはなかなか衝撃的で一度読んだら忘れられなくなると思います。個人的にはGatsbyはとても寂しい人だったんだなということを考え、それがしばらく余韻となりました。
皆さんが何を感じるかは分かりませんが、大人にこそ読んでほしい1冊だと思います✨
映画化もされています(予告動画↓)
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