おすすめの洋書紹介153冊目はBallet Shoesです! 本書はPenguin Readersから出ているGR版となっていますが、オリジナルの作品は1936年に書かれた古典的なお話です。時代は今から考えるとだいぶ昔ですが、内容自体は現代にも通じるところが多くあるのではないかと思います。
語数……5031語
難易度……比較的読みやすい。本書は冒頭にも記した通り、Penguin ReadersのGR(=英語学習者向けの)版です。難しい単語や表現は少ないと思います。Penguin Readersの中では、レベル2(CEFR level A1+, Headwords700)に属しています。Amazonの商品紹介ページでは対象年齢12~17歳の表記となっていました。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1225万語、英検1級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……本書は血の繋がらない三姉妹(Pauline, Petrova, Posy)を中心としたお話。3人は生まれてすぐに引き取られ、本当の姉妹のように仲良く暮らしていた。様々なきっかけから彼女たちは踊りや演技を専門にした学校に通うこととなった。やがてPaulineはオーディションに合格し、舞台で演じることになるのだが、予期せぬ展開が待ち受ける。Petrovaは踊りや演技の学校に通うものの、本心ではそれらにあまり興味はなく飛行機に強い関心があった。才能に溢れるPosyにはやりたいことがあるのだが──
というお話です! 3人の少女たちの選択や考え方は現代にも通じるものだと思います。自分が彼女たちの立場だったらどのように行動するかということを考えてみるの面白いのではないでしょうか。
時代を感じさせないお話なので、現代的なものをメインで読んでいる方にもぜひ一度手にとっていただきたい1冊です✨
【おすすめの洋書紹介(153冊目)おわり】
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