おすすめの洋書紹介154冊目はNate The Great and the Earth Day Robotです! この本は多読をされている方なら一度は耳にしたことがある(かもしれない)Nate the Greatというシリーズのうちの1冊です。このシリーズはNateという男の子が探偵として日常の様々な事件、ミステリーを解決していくお話となっています。エピソードは独立しているので、どの巻から読んでも基本的には問題ないと思います。
語数……3000語
難易度……比較的読みやすい。ネイティブ向けのシリーズですが、難しめの単語や表現は文脈から推測しやすいものが多いと思います。GR(英語学習者向けの)本をメインで読んでいる人でも、わりと読みやすく感じるのではないでしょうか。Amazonの商品ページでは対象年齢6~9歳の表記となっています。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1229万語、英検1級の時にこの本を読みました。(実際は多読を初めてからもっと早い段階で読む人が多いと思います)
ストーリー紹介……探偵の少年Nateは新たな事件の解決に取り組んでいた。その事件というのは、学校のクラスでEarth Day Projectのために制作していたロボットのMr. Butlerが行方不明になってしまったというものだった。Mr. Butlerは口笛の合図に反応して周囲の土や泥を楽しそうに掃除するロボットでなのである。ある日突然教室から姿を消してしまったので、Nateは真相を突き止めるべく聞き込み調査を始めることに。様々な教室を回って調査をするが、なかなか行方は分からず調査は難航する。困ってしまったNateは犬のSludgeに今回の事件について語ることにするのだが──
というお話です! 短いお話なのですが、よくまとまっていて面白かったです。Nateを中心として語られるので、一緒に聞き込みや問題解決をしているような気分になれるところが良いと思いました。
個人的に気に入った表現は、”I, Nate the Great, believe that no one shoud run from danger. I decided to walk. I decided to walk very quickly”というところです。真面目に読んでいて唐突に出てくると、不意を突かれてクスッとしてしまうのではないでしょうか。
どのエピソードからでも気軽に読めるので、今回紹介したNate The Great and the Earth Day Robotもぜひ読んでいただければと思います✨
【おすすめの洋書紹介(154冊目)おわり】
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