おすすめの洋書紹介166冊目はThe Art of Fearです! 本書はPage TurnersというシリーズのGR本で、英語学習者向けに書かれています。2万語近くあるのでGR本の中ではわりと長く、読み応えのある1冊となっています。
語数……17391語
難易度……読みやすさ普通。冒頭にも記した通り、本書は英語学習者向けのシリーズ(Page Turners)の1冊です。全12レベルのPage Turnersの中では上から2番目のレベル11(Headwordsは2200)となっています。読みやすさ普通と書きましたが、普段からネイティブ向けのペーパーバックを読み慣れている方であれば読みやすく感じると思います。難しい単語や表現はあまり出てきません。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1263万語、英検1級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……Mark Wintersは超常現象の調査を生業とする男性である。そんな彼は意外にも怪奇現象をあまり信じておらず、一見幽霊などの非科学的なモノのせいに見える現象にも大抵の場合は納得のいく説明ができると考えていた。Markはある日、いわくつきの絵画にまつわる事件の調査を依頼される。その絵画は悪名高い男によって描いたものであり、過去には失踪事件も引き起こしているのだという。今度は絵画は夜中に喋ることで老人を怯えさせているというのだ。Markは半信半疑ながらも地道に調査を行っていくのだが──
というお話です!
ネタバレになるのでここでは深く書きませんが、起承転結やオチがとてもよく考えられているように感じました。最後まで飽きることなく、緊張感を保ったまま読めたので面白かったです。
とても面白かったので、普段GR本をあまり読まない方にもぜひおすすめしたい1冊です✨
【おすすめの洋書紹介(166冊目)おわり】
こちらもおすすめです↓
コメント