おすすめの洋書紹介(185冊目)The Donor【読みやすさ普通】【Quick Reads】

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 おすすめの洋書紹介185冊目はClare MackintoshによるThe Donorという本です! 本書には不気味な怖さがあるのですが、100ページ程度なので続きが気になって1日で読んでしまいました。せっかくなのでこちらのブログでもぜひ紹介しようと思います。

語数……20000語

難易度……読みやすさ普通。この本はQuick Readsというシリーズから出版されています。Quick Readsは人気の作家によって書かれており、英語ネイティブ向けではありますが一般のペーパーバック本もよりも短く、かつ安価で手軽に読書を楽しめるような位置付けのようです。日本の英語学習者にとっても分厚いペーパーバック本よりは読みやすく感じるのではないでしょうか。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1422万語、英検1級の時に本書を読みました

洋書とは思えない安さです(2024/1/2時点で新品198円で出ています↓)

ストーリー紹介……タイトルから想像できるかもしれませんが、臓器移植が本筋に大いに関わります。臓器移植を受けることになったのは14歳の少女のMegで、小さい頃から癌に苦しめられて病弱だった彼女はついに心臓の臓器移植を受けることになった。術後は良好で全てが順調と思えたが、臓器移植を受けた少女としてインタビューを受けたMegの自宅にはある一通の手紙が届いた。それは心臓を提供した少年の母親を名乗る人間からの手紙で、自分の息子の心臓を持つMegに会いたいのだという。Megの母親は迷うが返事の手紙を送り、Megは母親とともに臓器提供者の母親のKarenと会うのだが──

 というお話です! このKarenという女性は最初から妙に怪しく不気味なわけですが、決定的にどこがおかしいというのはなかなか見えてきません。だからこそMegの母親もモヤモヤしながらもKarenと関わることをすぐにはやめられないんですが……。

 何か怖いことが起きるんじゃないかと思いながら読む感覚は久しぶりで一気に読んでしまいました。スリルを味わいたい方にはぜひおすすめの1冊です!

                      【おすすめの洋書紹介(185冊目)】

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