おすすめの洋書紹介(102冊目)Fuzzy Mud 【読みやすさ普通】【Louis Sachar】【特におすすめ】【児童書】

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 おすすめの洋書紹介102冊目はLouis SacharのFuzzy Mudです! タイトルにも書いた通り、特におすすめしたい1冊です。これまでに読んできた数多くの本の中でも気に入っていて印象に残っています。この本の作者はLouis Sacharという人なのですが、彼の本は以前このブログで取り上げています。Marvin RedpostシリーズのAlone in His Teacher’s Houseです。これも大好きな本なので、興味のある方はこちらの記事もぜひ読んでみてください↓

(以下は今回紹介する本についてです)

語数……33065語

難易度……読みやすさ普通。ネイティブ向けの児童書です。Amazonの商品ページでは対象年齢9~11歳の表記となっていました。児童書の中ではそれほど語数が多いわけではないので、児童書をそれなりに読んだことのある人なら比較的読みやすく感じるかもしれません。参考までに記しておきますが、自分は多読累計799万語、英検1級の時にこの本を読みました

ストーリー紹介……簡単に言ってしまうと正体不明の泥が人々を恐怖に陥れる話。幽霊などは出てこないものの、得体の知れない恐ろしさはホラーに通じるところがあるかもしれない。主人公の少女Tamayaはいじめっ子の男子Chadから友達のMarshallを守るために立ち向かう。待ち伏せされたTamayaは逃げるためにChadに泥を投げつけたのだったが、それはただの泥ではなかった。素手で掴んだTamayaの手はどんどん酷い見た目になっていき、投げられたChadは翌日から学校に来なくなってしまう。正体不明の泥は人々をパニックに陥れてしまうのだが──

 というお話です! 幽霊や怪物などは出てきませんが、正体不明の泥で人々が次々と理性を失って怯えていくところはなかなか怖いです。 私はこの本をだいぶ前に読んだのですが、ここ2年ぐらいの間に読んでいたとしたら、また違った読み方ができたかもしれないと思います。

 ひと味変わったホラーのような小説が読みたい方にはぜひおすすめしたい1冊です!

                      【おすすめの洋書紹介(102冊目)おわり】

こちらの本もおすすめです↓

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