おすすめの洋書紹介(187冊目)シャーロック・ホームズが女子高生に転生していた件【中学英語で読めるはじめての英語ミステリーノベル】【ラノベ風】【読みやすい】

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 おすすめのの洋書紹介187冊目はシャーロック・ホームズが女子高生に転生していた件です! インパクトの強い驚きのタイトルですが、こちらはもともとNHKラジオ基礎英語2に連載されていたお話が書籍化されたものとなっています。とても読みやすく、洋書初心者の中高生でも楽しく読めそうです。

語数……18190語

難易度……読みやすい。本書は中学レベルの英語で初級者でもミステリーノベルが楽しめることを謳い文句にしていますが、実際にその通りスラスラ読めるレベルになっています。もちろん英語力は高いに越したことはないですが、英検3~準2級程度でも十分楽しめるのではないでしょうか。本文には右下に単語や表現の解説が載っているので、分からないところがあっても無理なく読めます。現代風のイラストが適度にあるので、そのあたりも中高生にとっては勉強という感じがしなくて良さそうです。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1438万語英検1級の時に本書を読みました

ストーリー紹介……ロンドンから日本にやってきた綿村(わたむら)ゆりは、転入早々、宝文字(ほうもんじ)シャーリーンと出会う。名字からホーミィと呼ばれる彼女は学園で様々な謎を解決していた。なぜかワトソン呼ばれることになったゆりはそんなホーミィに巻き込まれて、様々な事件に巻き込まれて、いくのだが──

 というお話です! 本書は短編5つから成り立っており、『消えたお姉さまの謎』『盗まれた原画の秘密』『松翔流家の儀式』『消える生徒会長の謎』『最後の事件』の5つのお話が楽しめます。どのエピソードもシャーロック・ホームズのエピソードで使われたトリックが下敷きになっています。個人的にはそれぞれのエピソードに総語数が記されているのが分かりやすくていいと思いました。

 普段洋書をあまり読んだことのない中高生にもぜひおすすめの1冊です

               【おすすめの洋書紹介(187冊目)おわり】

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