おすすめの洋書紹介92冊目はノンフィクション本でTrue Colorsです! この本は今までにも何回かブログで紹介したCambridge Discovery Interactive Readersというノンフィクションのシリーズで、その中では比較的上の方のレベルに属するものです。89冊目に紹介したBright Lights on Broadwayも同じシリーズのノンフィクション本となっています。
(以下は今回紹介する本についてです)
語数……2700語
難易度……読みやすさ普通。 Cambridge Discovery Interactive Readersというノンフィクションのシリーズです。複数のレベルに分かれており、本書はレベル6となっています。Amazonの商品ページでは対象年齢8~12歳の表記です。参考までに記しておきますが、自分は多読累計408万語、英検準1級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……本書は色について書かれたノンフィクション本です。ここでは科学的な観点から言うと黒は厳密には色でないことや、三原色が混ざって人間は様々な色を認識することができることなどが説明されます。また、虹の正体は17世紀まで解明されなかったという意外な事実や、日本の着物も色によって持つ意味が変わるという普段はあまり意識していないようなことも書かれています。色といえば視覚的なイメージが強いですが、人が色を歴史的に利用してきたということも説明されます。
「色」というとざっくりしていますが、改めて認識してみると奥が深いかもしれません。この本の中には、新婦のドレスも文化圏によって色が異なるという説明がありました。読んだ当時はあまり気に留めていませんでしたが、最近観ていた中国のドラマで花嫁が赤い衣装を着ているシーンがありました。それを観た時に、確かに……!という気持ちになりました。
あまりにも身近で普段は気にすることの少ない「色」ですが、読んでみたら新たな発見があるかもしれません✨
【おすすめの洋書紹介(92冊目)おわり】
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