おすすめの洋書紹介192冊目は A Sea Change です! Quick Reads というシリーズから出ている本で、最近はこのあたりのシリーズを時々読んでいます。どれも2万語前後なのでサクッと気軽に読めて気に入っています。今回紹介する A Sea Changeは夏のビーチでの話なので夏にぜひ読んでほしいです✨
語数……18000語
難易度……読みやすさ普通。子供向けではないですが、Quick Readsは読書をもっと身近に感じてもらおうといった感じで作られているシリーズです。なので他の大人向けの物語に比べると難しすぎる単語はあまり出てこないように思います。大人の英語学習者にも適しているのではないでしょうか。参考までに記しておきますが、自分は英検1級、多読累計1502万語の時にこの本を読みました。
爽やかな色合いの表紙が綺麗です↓
ストーリー紹介……タイトルのA Sea Changeですが、sea change には大きな変化という意味があります。夏のビーチでの話なので確かにseaではありますが、二重の意味が込められています。本書はタイトルの通り、登場人物が大きな変化に直面する話となっています。女性のJennaと男性のCraig が意外なきっかけで出会うことになる話です。Jennaはビーチでアイスクリームの販売をしていたが、ある日突然クビを言い渡されてしまいます。そのうえこれまでの給料もろくに払ってもらえず、家賃さえ払えないという苦境に追い込まれることになります。その一方で警察官のCraigは仕事で巻き込まれたトラブルで落ち込んでおり、海辺でリラックスすることを決意していました。本来なら会わなかったはずの2人がカフェで偶然出会い──
というお話です! あまり書きすぎてしまうとネタバレになってしまいますが、個人的には後半の展開が予想外だったので驚きました。
語数も長すぎず、軽く読めると思うのでぜひ夏の読書におすすめしたい1冊です!
【おすすめの洋書紹介(192冊目)おわり】
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