おすすめの洋書34冊目はCliffordという巨大な赤い犬のお話のシリーズです! 10年以上前に初めて読みましたが、今でもとても印象に残っていて大好きです。シリーズものではありますが、どの本から読んでも大丈夫です。今回はその中でもClifford the Small Red Puppyという本を紹介します。
語数……499語
難易度……読みやすい。Amazonでは対象読者年齢5~6歳となっていました。参考までに記しておきますが、自分は多読累計11万語の時にこの本を読みました。シリーズを1冊読んでとても気に入ったので、続けて7冊程度読んだ記憶があります。難易度はどれも変わらないと思うので、シリーズでまとめて読んでみてもいいのではないでしょうか。
ストーリー紹介……Cliffordシリーズは巨大な赤い犬のお話ですが、Cliffordも最初からとても大きかったわけではありません。実は子犬の時もあったのです。本書はそんなCliffordが小さかった頃のお話です。Emily Elizabethは巨大な犬Cliffordの飼い主の女の子。Emilyは友達のMarthaにCliffordを飼うことになった経緯を聞かれ、過去の出来事を語ります。昔住んでいたところで子犬がたくさん産まれた時に引き取りました。しかし、その時のCliffordはどの子犬よりも小さかったのです。Emilyは、びっくりするぐらい小さい子犬のCliffordを育てることになりました。あまりにも小さいため長生きしないと思われていたので、Emilyは「大きくて健康な犬になってくれたらいいな」と願うのですが──
というお話です! あんなに大きなCliffordにこんなに小さい時があったことに驚きます。作中でどんどん大きくなっていくCliffordを見ていると癒されます。
ところでタイトルのpuppyは子犬のことですね。日本語だとあまりイメージがわかないかもしれませんが、英語では動物の赤ちゃん(子供)には特別な呼び名が付いていることが多くあります。犬(dog)と子犬(puppy)、猫(cat)と子猫(kitten)などです。他にもいろいろありますが、絵本でよく出てくるのはpuppyとkittenあたりかと思います。英語学習や単語帳では意識的に覚える語彙ではないかもしれませんが、絵本を読んでいれば自然に身に付くことも多読の良いところなのではないかと思います。
Cliffordのシリーズを知っている方にも、初めて知る方にもぜひ読んでほしい1冊です。イラストもとても可愛らしく、癒されること間違いなしです✨
【おすすめの洋書紹介(34冊目)おわり】
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