おすすめの洋書35冊目はDavid Shannon作の絵本Alice the Fairyです! カラフルなイラストが印象的な絵本でとても可愛らしいです。
語数……389語
難易度……とても読みやすい。参考までに記しておきますが、自分は多読歴2か月で累計語数1万語の時にこの本を読みました。 当時はORTの最も易しいレベル等を読んでいることが多かったのですが、そんななかで読んだこの絵本は私にとっては珍しいものでした。イラストはもちろん、ストーリーもとても気に入った記憶があります。
ストーリー紹介……Aliceは一時的な妖精の女の子。Aliceはずっと妖精でいられるために、いろんな技を練習します。Aliceはいろんな技について語ります。今度は犬に魔法をかけてみようとしたりするのですが──というお話です!
イラストを見ればAliceは妖精に憧れる女の子だということはすぐに分かるのですが、彼女の語りがユニークで面白いです。
純粋に絵本を楽しんでいただくのももちろん素晴らしいのですが、この絵本には勉強になる表現がたくさん出てきます。その辺りも少し書いてみようと思います。
子供向けではありますが、序盤からpermanent(永久的な)やtemporary(一時的な)といった単語が出てきます。大人の英語学習者の多くはすでに知っている単語かもしれませんが、対で使われているところを目にすると知識がより強固になると思います。また、pass a lot of testsといった表現も勉強になるかもしれません。
また、magic wand (魔法の杖)やchange frogs into princes(カエルを王子に変身させる)といった表現が出てきますが、これは他のファンタジーの本でも頻出の表現です。魔法モノをよく読む方ならピンとくるかもしれませんが、結構よく出会う表現の1つです。また本書ではcasting spellsでしたが、cast a spell(魔法をかける)もよく出てきます。覚えておくとそのうち役立つかもしれません。
絵本はイラストも楽しいですが、大人になってから読むと表現にも注目できて二重に面白いのでぜひ読んでいただきたいと思います✨
【おすすめの洋書紹介(33冊目)おわり】
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