おすすめの洋書紹介(184冊目)はMummy Fairy and Meです! 妖精になれる家系の女の子とおっちょこちょいなお母さんの明るいファンタジーです。作者のSophie KinsellaはThe Secret Dreamworld of a Shopaholic(下のリンク参照)などで人気の方です。
彼女の作品は大人向けのイメージが強いかもしれませんが、今回紹介するMummy Fairy and Meは彼女が子供向けに書いた初めてのシリーズとなっています。
(以下は今回紹介するお話についてです)
語数……10000語
難易度……読みやすさ普通。ネイティブ向けの言い回しは多いですが難しい単語はあまりないので、児童書を読み慣れている方であれば易しめに感じるかもしれません。また時々イラストがあり、字の感覚は広めなのでそういった意味でも手に取りやすいのではないでしょうか。Amazonの商品ページでは対象年齢5~8歳の表記となっていました。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1407万語、英検1級の時に本書を読みました。
ストーリー紹介……主人公のEllaは妖精に変身できる家系の女の子。子供のEllaはまだ妖精に変身することはできないけれど、お母さんはたびたび妖精に変身して魔法を使っている。魔法は便利なはずなのに。Ellaのお母さんはおっちょこちょいだから失敗してばかり。牛乳が欲しいと思ったのに代わりに巨大な牛をリビングに出現させてしまうなんてことも日常茶飯事。困ったことを魔法で解決しようとしても、毎回うまくいかなくて逆効果なのだが──
というお話です! 魔法が予想外の方向に作用してしまうのが面白かったです。ここでは書きませんが、最後の方のお母さんのセリフでいいなと思うものがあり、そのあたりも気に入りました。
子供向けのシリーズではありますが、大人の皆さんもぜひ息抜きに読んでみてください✨
【おすすめの洋書紹介(184冊目)おわり】
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コメント
ふぇいさんのブログ、大変興味深く拝見しています。洋書の紹介がとても参考になります。
また、他の洋書紹介に関するブログは、更新が途中で止まっているものも多いのですが、ふぇいさんのブログは2024年になっても更新され続けていて、有り難いです。
これからも楽しみにしています。
コメントありがとうございました。なかなか更新できないこともあるのですが、そう言っていただけると励みになりますね。まだまだ紹介したい本はたくさんあるので、これからもブログ更新頑張りたいです!