おすすめの洋書紹介85冊目は絵本でWe are in a book!です! この絵本は以前にも本ブログで紹介したことのあるElephant & Piggieシリーズの1冊です。シリーズものですがそれぞれのお話は独立しているため、どのタイトルから読んでも楽しめます。
語数……256語
難易度……とても読みやすい。イラストがメインのネイティブ向けの絵本です。Amazonの商品ページでは対象年齢4~8歳の表記となっていました。参考までに記しておきますが、自分は多読累計796万語、英検1級の時にこの本を (息抜きの気分転換として) 読みました。
ストーリー紹介……ゾウのGeraldとブタのPiggieはいつも仲良し。ある日Geraldは誰かに見られているような気がすると言い出す。不思議に思ったPiggieも確かに誰かに見られているのだと納得する。2人はなんと読者に自分たちが読まれているのだという結論に至った。 (メタ的な視点ですね) 2人は自分たちが本の中にいる(タイトルのWe are in a book!)と分かり、それがかっこいいことだと思って大喜びする。読者の存在を意識したPiggieは、読者に単語を音読させようと考える。Geraldも大賛成で、2人は読者に単語を読ませて大笑いするのだが──
というお話です! この作者の発想に私はとても驚かされました。「読者に読まれている」という場面で、GeraldとPiggieが読者の方に近付いてきたり、Piggieがイラストの吹き出しの上にぶら下がったりするところがとてもユニークです! また、右下のページに手をかけているPiggieも可愛らしいです。
ひと味違った絵本を楽しみたい方にもぜひ読んでいただきたい1冊です!
【おすすめの洋書紹介(85冊目)おわり】
Elephant & Piggieシリーズの絵本はこちらでも紹介しています↓
同じ作者の別の絵本のシリーズもおすすめです↓
コメント