おすすめの洋書紹介(16冊目)How I Survived Middle School【読みやすさ普通】【児童書】【フィクション】【中学生女子】

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 おすすめの洋書16冊目はHow I Survived Middle Schoolシリーズです! 一時期かなりハマって11冊連続で読んでいました。ここでは、シリーズ1冊目のHow I Survived Middle School Can you Get an F in Lunch?を紹介したいと思います。

    語数……21032語

   難易度……読みやすさ普通。Amazonでは対象年齢7~9歳、Accelerated Reader BookfinderではMiddles Gradesになっていました。ネイティブ向けの対象年齢ですので、英語学習者にとっては普通の読みやすさに分類されると思います。ただしGR(英語学習者向け)ではないので、レベルを問わず普段からネイティブ向けの児童書に慣れている人の方が読みやすく感じるのではないでしょうか。参考までに記しておきますが、自分は多読累計203万語、英検準1級の時にこの本を読みました。ネイティブ向けの本もかなり読んでいたので、当時は読みやすく感じた記憶があります。

ストーリー紹介……主人公のJennyは中学校に入学する女の子。親友のAddieも同じ学校に通うことが決まっていた。Jennyは中学でも変わらずAddieと仲良く過ごすものだと当たり前のように思っていたけれど、中学に入学してからAddieはどこかよそよそしい。これまで親友だったのが嘘のように、AddieはJennyを避けるようになっていった。Addieは学年でもオシャレで人気者のグループの女子に近付こうとしていたのだった──

 というお話です! 私はJennyにとても共感しながら読んでいました。もちろんこのストーリーそのままとは言わないですが、誰しもが多かれ少なかれ同じような思いをしたことはあるのではないでしょうか。今まで仲の良かった子とクラス替えで同じクラスになったけれど、思ったよりは一緒に過ごさなかったなど多分経験したことがあるはずです。Jennyの目線で語られるので、こんなこと自分もあったなあという気持ちで読めるのではないでしょうか。

 シリーズ1冊目は親友だったJennyとAddieが疎遠になっていく話なのですが、2冊目以降も話はまだまだ続きます。Addieは学年のカーストトップの女子たちと仲良くしていくのですが、彼女たちもまた曲者だったり、JennyとAddieが代表に立候補してトップを争ったり──

 中学生女子のあるあるな人間関係がとても面白いので、ぜひ読んでいただきたい1冊です!

   【おすすめの洋書紹介(16冊目)おわり】

 

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