おすすめの洋書紹介(39冊目)Imogene’s Antlers【絵本】【比較的読みやすい】【印象に残る】【面白い】

Deer Antlers Wild Nature Forest  - Pezibear / Pixabay おすすめの洋書 
Pezibear / Pixabay

 おすすめの洋書39冊目は絵本でImogene’s Antlersです! タイトルのImogeneは固有名詞でantlerは(鹿の)ツノのことです。かなり前に読んだ絵本ですが、ビジュアルや結末がとても印象に残っているので今回紹介することにしました。

  語数……286語

 難易度……比較的読みやすい。参考までに記しておきますが、自分は多読累計78万語、英検準2級の時にこの本を読みました。当時はOxford Bookworms LibraryのLevel1やそれよりも少し上のレベルのGR本、ネイティブの小学校中学年程度の難易度の児童書をよく読んでいました。たまに絵本を挟んでいましたが、この本はそういった位置付けにあたります。

ストーリー紹介……ある朝、目を覚ましたImogeneは自分の頭から巨大なツノが生えていることに気付く。巨大なツノのせいで着替えはしにくいしドアを通り抜けるのも大変。Imogeneのお母さんは娘を見て気絶してしまう。突然の異変に医者が診察するも、ツノの原因は不明のまま。Imogeneや周りの人々はなんとかしようとするけれど──

 というお話です! まずは女の子の頭から突然巨大なツノが生えてくるという時点で強烈なのですが、その後の展開はさらに印象的なものになっています。

 ネイティブの子供向けの絵本なので、普段はあまり見慣れない単語もいくつか出てきます。Elkはヘラジカ、millinerは婦人用の帽子を製造したり販売したりする人のことです。

 結末が気になる人にも、そうでない人にもぜひ読んでいただきたい絵本の1冊です✨

 ちなみに日本語訳は『まあ、なんてこと!』というタイトルになっているようです。元のタイトルとは全く違いますが、確かに「まあ、なんてこと!」と言いたくなるようなお話だと思います。

                         【おすすめの洋書紹介(39冊目)おわり】

コメント

タイトルとURLをコピーしました