おすすめの洋書71冊目はOxford DominoesのGR本でA Pretty Faceです! 個人的にはストーリーには批判したくなる展開もあるのですが、そこも含めて楽しんだので今回紹介することにしました。
語数……2541語
難易度……読みやすい。本書はGR本(英語学習者向け)でOxford DominoesシリーズのStarterレベルです。出版社のサイトによれば、Starterレベルは英検3~5級レベルのようです。個人的には4級程度で十分に読めると思います。Starterレベルなので難しい単語はあまり出てこないと思いますが、難しい単語がある場合でもページの端の方に英語で注がついているので問題ありません。
ストーリー紹介……17歳のZoeは本屋でバイトをする演技が好きな女の子。仕事の後には劇団でロミオとジュリエットの舞台に立っていた。彼女の役はJulietの母親だった。しかしZoeの演技はMike Morrisonという名前の人に批判されてしまう。ロミオとジュリエットの劇を見たMike Morrisonは「Julietの母親は可愛いけど若い」と言った内容の記事を新聞に書いていたのだった。その記事を見たZoeは怒りを覚え、Mike Morrisonとは一体誰なのかを探ることにする。Mikeは書くことが好きで将来は脚本家を目指している18歳の男の子だった。Mikeは叔母の紹介で新聞にちょっとした記事を載せていたのだった。Mikeの正体を知ったZoeは別人のフリをしてMikeに近付いて作戦を実行するのだが──
というお話です! おすすめしておきながら言うのもどうかと思うのですが、このお話は大人になってから読むと結構ツッコミどころがあるかもしれません。Zoeは別人のフリをする過程で、Mikeに自分は有名なメディアの関係者だと嘘をつきます。この時点で何かトラブルがあったら責任取れないんじゃないかなどと考えてしまいます。また、Zoeはさらにメディアの関係者を騙ったまま、Mikeに気難しい人への取材をアポなしで決行させようとします。なんのトラブルもなかったからいいものの、何かあったらZoeは責任を問われるのでは……と私は考えてしまいました。
とはいえ、ある程度ツッコミどころがあるのも短めのGR本には珍しくないことかもしれません。自分だったらどう行動すべきかということを考えながら読んでみてはいかがでしょうか?
【おすすめの洋書紹介(71冊目)おわり】
Oxford DominoesのStarterレベルだとこちらもおすすめです↓
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