これまでは洋書を読むことでいかに英語力が上がったかという話をしてきました。今回からは今まで読んで面白かった本を紹介していきたいと思います。
記念すべき1冊目はDavid Levithan著のEvery Dayです!
語数……74593語
個人的にはこの表紙がとても気に入っています↓
難易度……ちょっと難しめ。Amazonでは対象読者年齢12~17歳、Accelerated Reader BookfinderではUpper Grades(小学校高学年ぐらい) になっていました。ただしこの対象年齢はどちらもネイティブ向けの難易度と考えれば英語学習者にとってはちょっと難しめになると思います。参考までに記しておきますが、自分は多読累計260万語、英検準1級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……主人公Aは毎日違う人間の体で目を覚まします。普通は生まれた時から死ぬまで同じ体に同じ魂が入っていますよね。花子さんは今日も明日も花子さんです。しかしこの主人公は違います。Aを魂だけの存在とイメージしていただければ分かりやすいかもしれません。Aの魂は1日ごとに違う人間の体に入ります。Aは男子になることも女子になることもあります。Aは何かがおかしいと気付かれないように毎日体の持ち主になりきって無難に過ごしていました。そんなある日、Aはある男子の体で目を覚まします。Rhiannonという女の子の彼氏でした。RiannonはA(外見はいつもの彼氏)に強く惹かれ、2人は恋に落ちてしまうのですが──
という話です。まずは設定がめちゃくちゃ面白いです。300ページ以上ある本ですが読み始めてすぐに夢中になりました。そして、外見が毎日違くてもAの中身を愛するRiannonがとても愛おしいです。もちろん2人の恋愛は容易ではないのですが、そこもまた面白いです。洋書紹介の1冊目に持ってくるほどに大好きな本なのでぜひ読んでほしいです!
ちなみにこの本は映画化もされています。映画も素晴らしいので、気になる方はまずは予告を観ていただくと良いと思います。
【おすすめの洋書紹介(1冊目)おわり】
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