おすすめの洋書紹介113冊目はSpy Dogです! 本書はSpy Dogというシリーズの1巻にあたります。どの巻も表紙のカラーとLara(メインで登場する犬)のイラストがなかなか印象的です。このシリーズでは政府の下で特別な訓練を受けていた犬のLaraが普通の家族と一緒に暮らすことになる話で、最初の設定もユニークで面白いです✨
語数……25500語
難易度……読みやすさ普通。ネイティブ向けの児童書です。Amazonの商品ページでは対象年齢8~12歳となっていました。普段このブログで紹介している児童書よりは少し難しめかもしれませんが、ネイティブ向けの本を読み慣れている方であれば特に問題なく読めると思います。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1051万語、英検1級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……記事の冒頭にも書いた通り、Spy Dogシリーズの1巻で政府の下で特別な訓練を受けていた犬のLaraが普通の家族と一緒に暮らすことになる話。Lara(上の画像の犬です)はBritish Secret Serviceで訓練されて政府のために世界で活躍する特別な犬だった。しかし、とある強大なターゲットを追っている際に怪我を負って動物センターに保護されることに。Laraは人間に保護される立場(=人間が犬を選ぶ)であったが、動物センターではLaraが人間を見極めていた。Laraにとって理想と思われる家族が動物センターに現れた時、Laraは飼われるようにとアピールする。無事に家族と暮らすことになったLaraだったが、事件はLaraを放っておいてはくれなかったのだ──
というお話です! 個人的には、Laraが動物センターで家族を選ぶ場面がとても気に入りました。私はこの本を読んで以来、ペットショップに足を運ぶたびに動物の気持ちを想像してしまいます。人が近づくと、ガラスに顔を近づけて愛くるしく尻尾を振る犬もいれば、人に一切目を向けずに壁に向かってひたすら飛び跳ねている犬もいます。彼らは一体、人間にたいしてどんな感情を抱いているのでしょうか……
というのはともかく、家族の中では可愛らしいペットとして過ごすLaraが密かに大活躍している姿はとても頼もしく、ドキドキの展開が待っていて面白いです。犬や動物が好きな方にはぜひ読んでいただきたい1冊です✨
【おすすめの洋書紹介(113冊目)おわり】
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