おすすめの洋書紹介(157冊目)MAGIC BONE BE CAREFUL WHAT YOU SNIFF FOR【比較的読みやすい】【Magic Boneシリーズ】

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 おすすめの洋書紹介157冊目はMAGIC BONE BE CAREFUL WHAT YOU SNIFF FORです! 本書はMagic Boneというシリーズの1冊目となっています。犬のSparklyの独特な視点が特徴的です。

語数……7493語

難易度……比較的読みやすい。ネイティブ向けの本なので単語や表現に少し見慣れないところはあるかもしれませんが、あらすじがとても分かりやすく、また難しめの単語や表現は推測が容易なものが多いと思います。ネイティブ向けの子供向けの本を読み慣れている方であれば、だいぶ読みやすく感じるかもしれません。ちなみにAmazonの商品ページでは対象年齢6~8歳の表記となっていました。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1235万語、英検1級の時に本書を読みました

ストーリー紹介……本書はSparky(上のリンクの表紙の犬です)の視点で語られるお話。悪気はなかったけれど、うっかり部屋の時計と花瓶を壊してしまったSparkyは飼い主のJoshに怒られて庭に出ることに。庭で穴を掘って遊んでいると、どこからか良い匂いが漂ってきた。それは穴の中に埋まっていた骨だった。骨を噛んでみると、Sparkyは変な感覚に包まれる。気が付けば彼は見たこともないロンドンの街へと飛ばされていたのだった! 慣れない街で苦労しながら過ごすSparkyは、道の向こうに骨を持った優しそうな男性を見つける。エサにつられてついて行ってしまうのだが──

 というお話です! これまでも犬が出てくる本はたくさん読んだことがありましたが、この本は独特な視点が印象的だと思いました。

 本筋には関係ないですが、Sparkyが人間の使っている時計のことを音の鳴るおもちゃだと認識していたのが記憶に残りました。普段人間は時間の概念を当たり前のように受け入れ、それに基づいて日々を過ごしています。しかし何の疑問もなく受け入れている時間という目に見えないものは、結局のところ恣意的な区切りの1つでしかなかったのだということを改めて感じさせられました。

 面白かったのでぜひ皆さんも読んでみてください

                      【おすすめの洋書紹介(157冊目)おわり】

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