おすすめの洋書紹介169冊目はThe 400です！ この本はこれまでも何冊か紹介してきた、英語学習者向けのシリーズであるPage Turnersの本となっています。個人的に面白いと思うお話が多いシリーズですが、今回のThe 400も面白かったのでぜひ皆さんにも読んでいただきたいです✨
語数……6458語
難易度……比較的読みやすい。英語学習者向けのシリーズなので、難しい語彙や複雑な英文は少なくなっています。Page Turnersのシリーズの中ではHeadwordsが700のレベル５です。（ちなみに一番上はHeadwordsが2600のレベル12です）イラストのページも多く、文字の間隔もある程度開いているので読みやすいと思います。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1268万語、英検１級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……Katという18歳の女の子のお話（上の表紙のイラストの子）。Katは陸上競技に打ち込んでおり、400m走を専門としていた。Katは国内選手権大会の代表を目指し、高いレベルの選手が集うKingston Harriersというクラブで練習に励んでいた。Katは十分に優秀な選手だったが、どれだけ練習しても周りの選手には及ばない。このままだと代表には選ばれないのではないか……。そんな不安を抱えるKatは、同じクラブで800m競走を専門とするGinaと親交を深めていく。ところがGinaはレストランで何やら怪しげな薬を飲んでいたのだった。Ginaは禁止されているわけではない、みんなも飲んでいる、と主張するのだが──
というお話です！ 代表選手に選ばれないのではないかというKatの不安や、Ginaのドーピングを知ってしまったKatの動揺が伝わってきて、緊張感を保ったままあっという間に読めてしまうと思います。
英語学習者向けの本としては珍しいテーマなので、興味のある方はぜひ読んでみてください！
【おすすめの洋書紹介（169冊目）おわり】
こちらのPage Turnersの本も面白いです↓
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