おすすめの洋書紹介(170冊目)The Invisible Man【Penguin Readers】【GR】【読みやすさ普通】

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 おすすめの洋書紹介170冊目はThe Invisible Manです! 本書はPenguin Readersから出ている英語学習者向けの(=GR)本ですが、原作はThe Time Machineなどの作品で有名なSF作家である、H.G. Wellsによって書かれています。ちなみに今回紹介するThe Invisible Manはそのまま『透明人間』のタイトルで知られているので、聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

語数……12256語

難易度……読みやすさ普通。上述の通り、本書はPenguin Readersから出ている英語学習者向けの本となっています。シリーズの中では8つあるレベルのうち、上から4つ目のレベル4です。普段から10000語程度のGR本を読み慣れている人であれば、難しい単語もあまりないので比較的読みやすく感じるかもしれません。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1271万語、英検1級の時にこの本を読みました

ストーリー紹介……ある冬の日に現れた旅人は、非常に奇妙な恰好をしていた。彼は寒さをしのげる宿に入ってもコートや帽子、手袋を外すことなく、大きな眼鏡と髭のせいで顔全体は隠されていた。この旅人こそがタイトルのthe invisible man(=透明人間)のGriffinであった。彼は元は普通の人間だったが、自らの願望で実験を重ねたことで透明になったのだった。望んで透明になったGriffinだったが、実際には透明人間でいるのは不便なことばかりだった。至るところで揉め事や暴力事件を起こしている彼は、追われる中で旧友のKempのもとに身を寄せるのだが──

 というお話です! 不気味な透明人間のストーリーが一体どんなふうに展開していくのだろう?と最後まで緊張しながら読めるのではないかと思います。

 個人的には透明人間になりたいという気持ちは全く共感できないのですが、そういったところも含めて新鮮な気持ちで楽しめるのではないでしょうか。

 少しダークなお話が好きな方にぜひおすすめしたい1冊です✨

                      【おすすめの洋書紹介(170冊目)おわり】

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