おすすめの洋書紹介106冊目はUncle Elephantという絵本です! 作者はArnold Lobelという人です。彼の作品でもっとも有名なものはFrog and Toad(=『がまくんとかえるくん』)ではないでしょうか? 今回紹介するUncle Elephantはそこまでの知名度はないと思いますが、とても良いお話です。大人になってから読みましたが、印象に残る絵本の1冊となっています。
語数……1785語
難易度……比較的読みやすい。ネイティブ向けの絵本です。I Can Readというシリーズのレベル2となっています。個人的にはレベル2は英検3級程度の英語力はあった方がいいと感じます。本書はAmazonの商品ページでは対象年齢4~8歳の表記となっていました。参考までに記しておきますが、自分は多読累計953万語、英検1級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……子供の象の両親は海で行方不明になってしまった。1人寂しく待っていたところに象のおじさんが訪ねてくる。子供の象はおじさんの家に行くことになった。おじさんの家には喋る不思議なランプがあったのだった。朝になると、おじさんは一日の始まりを大声で告げるのだった。2人は平和に日々を過ごしていくのだが、相変わらず子供の象の両親は見つかっておらず──
というお話です! 最初のページから子供向けの絵本にしてはなかなか不穏なのですが、その後に続く物語は優しく平穏を感じさせるものとなっています。何気ない日々の描写が綺麗なので、私は読んでいてとても楽しく感じました。
子供向けの絵本であっても、大人が読んでも楽しめるものは数多く存在しています。今回のUncle Elephantもその1冊なので、ぜひ読んでみてください✨
【おすすめの洋書紹介(106冊目)おわり】
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