おすすめの洋書紹介190冊目はMacmillan ReadersのGRのThe Promiseという本です! 貧しい家に生まれた男の子がサッカーに出会って活躍していくお話になります。
語数……10176語
難易度……比較的読みやすい。本書は英語学習者向けに書かれたGR本でMacmillan Readersのシリーズのレベル3に属しています。Elementaryレベルでは約1100のbasic wordsが使われているようです。ネイティブ向けの本とは違い、見慣れない難しい単語はあまり出てこないと思います。この本の場合はサッカーの用語が少し出てくるので、そこは日本語でもサッカーを知っている人の方が読みやすく感じるところはあるかもしれません。参考までに記しておきますが、自分は英検1級、累計語数1468万語の時に本書を読みました。
ストーリー紹介……この物語の主人公のPalito(本名はPaulo)はブラジルのバイーア州の貧しい家に生まれる。Palitoが生まれた時、老婆は予言をもたらした。この子は将来有名になって人々を幸せにするのだと言う。食べるものも満足に得られないほどの環境で育っていくPalitoであったが、サッカーに出会って人々は彼の才能に徐々に気付いていくことになる。Palitoはどんどんサッカーで有名になっていくのだがある日、手術をしなくてはいけないことになり──
というお話です! 環境が徐々に好転していくところが読んでいて気持ちよく、Palitoの夢が叶うことを願いながら読み進めることができました。途中の挫折や人間関係の変化もリアリティがあって面白かったです。
サッカーを題材にした物語を読んでみたい方におすすめの1冊です✨
【おすすめの洋書紹介(190冊目)おわり】
こちらの洋書もおすすめです↓
コメント