おすすめの洋書紹介(64冊目)The Selfish Giant【読みやすい】【GR】【Oxford Dominoes】

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 おすすめの洋書64冊目はOscar Wilde原作のGR本でThe Selfish Giantです! Oscar Wildeは個人的にとても好きな作家なので今回紹介することにしました。原作は難しめのものも多いですが、英語学習者向けにリライトされたバージョンも多く発売されています。GR版なら英語学習の初期の段階でも楽しめるものが多いのでぜひ読んでいただきたいです✨

語数……1440語 

難易度……読みやすい。本書はOxford Dominoesという英語学習者向けのシリーズの1冊で、Quick Starterのレベルとなっています。出版社のサイトによれば、Quick Starterは英検3~5級レベルのようです。Starterよりもさらに読みやすくなっているので、個人的には4級程度で読めると思います。

ストーリー紹介……子供たちはGiantの住む大きな庭で遊ぶのが大好きだった。Giantは長いこと留守にしていたが、ある日自宅へと戻ってきた。子供たちが自分の庭で勝手に遊んでいたことを知ったGiantは とても怒ってしまう。怒ったGiantは庭への立ち入りを禁止して、一面に壁まで作ってしまう。子供たちは悲しく思いながらも仕方なく出ていくことにしたのだった。それからしばらく経ち、Giantは問題を抱えていた。彼の庭にはいつまでも春が訪れず、ずっと冬が続いていた。Giantは窓の外に広がる冬の庭を眺めて疑問に思っていた。春はいつになったら来るのだろう? 冬が続いていたが、一羽の鳥が綺麗な歌声で鳴くと良い匂いとともに春がやってきた。子供たちは壁の穴から庭を覗くのだが──

 というお話です! 終盤では子供嫌いのGiantが1人の男の子と心を通わせていく様子が描かれており、心が温まる展開となっています。とても良い話なのでおすすめです!

                   【おすすめの洋書紹介(64冊目)おわり】

同じくOscar Wilde原作でOxford Dominoesのシリーズで読めるものだとこちらもおすすめです↓

 

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