おすすめの洋書紹介68冊目はLeo Lionni作の絵本Swimmyです! とても有名な作品なので、小さい頃にすでに日本語で読んでいる方も多いかもしれません。私の場合は小学校低学年の時の国語の教科書で読みました。すでにお話を知っていても、また英語で読んでみると新鮮だと思います✨
語数……299語
難易度……読みやすい。イラストがメインです。ネイティブ向けの絵本なので知らない単語が出てくることもあるかもしれませんが、容易に推測できると思います。Amazonの商品ページでは対象読者年齢3~7歳となっていました。
ストーリー紹介……海のどこかにたくさんの赤い魚と1匹の黒い魚が住んでいた。ある日、巨大なマグロがやってきて赤い魚を全て食べてしまう。1匹だけ残されたのは黒い魚のSwimmyだった。彼は自分以外が食べられてしまって悲しい気持ちになりながら海を泳いでいた。Swimmyは泳ぐうちに虹色のクラゲや奇妙な魚たちなどに出会う。そのうちに赤い魚がたくさん岩の陰に隠れている場所にたどり着く。赤い魚たちは大きい魚に食べられてしまうことを恐れており、その恐怖から外で泳ぐことができないのだと言う。しかしSwimmyには素晴らしいアイディアがあって──
というお話です! その後の展開はSwimmy1匹が黒い魚だったということが重大な意味を持つようになっていきます。もちろんすでにオチを知っている方も多いとは思いますが、英語で読むのも楽しいのでおすすめです。
表現で気になるところは、school of little fishです。Schoolといえば普通は学校を思い浮かべますが、school of~というと(魚やクジラなどの)群れのことを表します。ネイティブ向けの絵本の良いところの1つはこういった表現にもたくさん出会えることだと思います。
この絵本はストーリーはもちろん、カラフルで魅力的なイラストも素晴らしいのでぜひ読んでみてください!
【おすすめの洋書紹介(68冊目)おわり】
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