おすすめの洋書紹介145冊目はBOY IN THE TOWERです! 私は初めて知りましたが、本書は同名タイトルの原作が英語学習者向けに書き直されたバージョンのようです。最初から最後まで不穏な空気が流れ緊張感あふれる作品となっています✨
語数……4894語
難易度……比較的読みやすい。上記の通り、本書は原作が英語学習者向けにリライトされたものなので、文法や単語は理解しやすいと思います。個人的にはGRのレベル1(Oxford Bookworms LibraryのStage 1など)と同じぐらいの読みやすさのように感じます。Amazonの商品ページでは対象年齢12~17歳となっていました。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1196万語、英検1級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……Adeはお母さんと2人でロンドンのマンションに住む男子学生。平和な日々を送っていたAdeだったが、ある日お母さんが何者かに襲われて怪我をしてしまう。お母さんは事件について詳しく語ることなく、毎日ほとんど口も開かずに寝込むことに。そんななか、街では奇妙な現象が起きていた。地震があったわけでもないのに近所の建物がどんどん崩れていくのだった。納得いかないのは、単に崩れただけではなく建物に使われていた煉瓦が地面にほとんど残っていないということだった。原因不明のまま、さらに多くの建物が崩れ人々が被害に遭っていくのだが──
というお話です! これは一体どうなるんだろう⁉と疑問に思っている間にどんどんストーリーが展開していきます。唐突に日常が乱される恐怖は種類は違えど、ここ2年のコロナ禍で多くの人々が経験したことかもしれません。
いろいろと謎は残りますが、緊張感に押し流されてあっという間に読めてしまう1冊です✨
【おすすめの洋書紹介(145冊目)おわり】
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