おすすめの洋書紹介167冊目はThe One Memory of Flora Banksです! 本書は同名タイトルの原作本が英語学習者向けにリライトされたものとなっています。こちらは2万語弱の長さなので気軽に読みやすいと思います。
語数……17645語
難易度……読みやすさ普通。本書は冒頭で記した通り、英語学習者向けにリライトされています。Penguin ReadersのGR本シリーズの1冊です。レベルはPenguin Readersの8段階の中では上から3番目のレベル5となっています。ここでのレベル5はHeadwords1600, 語数15000~18000語が目安のようです。Amazonの商品ページでは対象年齢12~17歳の表記となっていました。読みやすさ普通とはいえ、難しい単語や文法表現は少なめなので普段ペーパーバック本に慣れている方であればスラスラ読めるのではないでしょうか。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1260万語、英検1級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……物語は主人公のFloraが身に覚えのないパーティーに参加しているところから始まる。知らない人に当たり前のように名前を呼ばれるが、自分は相手のことを知らず、今どこにいるのかさえも分からない。というのも、17歳のFloraには深刻な記憶障害があるからだった。小さい頃の記憶は覚えていても、新しいことは何一つ覚えることができない。そんな彼女だったが。パーティーの後にDrakeという男子とキスをしたことだけは何日経っても覚えていた。その記憶だけを胸に、Floraは遠くの地に住むDrakeを訪ねていくことになるのだが──
というお話です! 個人的には読み進めていく途中にはEverything, Everythingと似たオチになるのかな?と予想していました。Floraの行動には共感するところはあまりありませんでしたが、その分どこか新しい視点を学べたような気がして楽しめました。
どのような結末が待っているかはぜひ皆さんにも読んで確認していただけたらと思います✨
【おすすめの洋書紹介(167冊目)おわり】
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