おすすめの洋書紹介(46冊目)The Little Match Girl【GR】【読みやすい】【泣ける】【フィクション】【マッチ売りの少女】

Flame Matchsticks Match  - raedon / Pixabay おすすめの洋書 
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     語数……1032語

    難易度……読みやすい。Dominoesという英語学習者向けのシリーズのQuick Starterのレベルです。出版社のサイトによれば、英検3~5級程度のレベルのようです。ちなみにこのGRのシリーズは語彙の一部(比較的難しいものなど)の説明がページの端の方に英語で書かれています。その辺りも英語学習者にとっては大いに助けになると思います。

ストーリー紹介……Anne Marieは貧しい家庭の女の子。両親は彼女にきつく当たり、厳しい冬の寒さの中でマッチを売らせる。父親はマッチが売れるまで家に帰ってくるなと怒り、もし売れなければベルトで叩いてやると脅していた。恐怖を抱いたAnneは裸足で凍るような雪の中を歩き、マッチを売ろうとする。しかし誰一人として買ってくれないため、お金はほんの少しも手に入らない。Anneは惨めな思いをしていたが、街の景色はそんな彼女の様子とは正反対だった。というのもその日は大晦日で、ショーウィンドウにはご馳走が並んでおり、行きかう人々は笑顔を浮かべていたからだ。誰もが幸せそうで片隅の貧しい少女の存在には気が付かない。夜も深まり身体が耐えきれないほど冷え切った少女は風を凌げる場所で腰を下ろす。手をあたためるために売れなかったマッチを1本燃やす。すると目の前にストーブの幻が見え、手はじんわりと温まった。マッチが燃え尽きてしまうと、幸せなストーブの幻は消えてしまった。彼女は2本目のマッチに火を灯し──

 というお話です! 有名なストーリーなので結末も多くの人が知っていると思いますが、一応この辺りでやめておきます。

 結末を思い出すたびに、毎回いろいろなことを考えさせられます。皆様もぜひ一度読んでみてはいかかがでしょうか。

           【おすすめの洋書紹介(46冊目)おわり】

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