語数……752語
難易度……とても読みやすい。本書はMacmillan ReadersというGR(英語学習者向け)本のStarterレベルです。体感だと英検4級程度で問題なく読めると思います。参考までに記しておきますが、自分は多読累計16万語、英語学習開始から9か月のタイミングでこの本を読みました。
ストーリー紹介……Mister Fruitと娘のSaraは初めて訪れた市場で果物を売っていました。町の人々は2人に好感を抱いていました。2人のところにリンゴを買いにきた男の子がいました。Mister Fruitは1キロ1ドルのところを0.9キロ1ドルで販売してしまいます。今度はオレンジを買いに来た女性がいましたが、彼女にもMister Fruitは少ない量で多い金額を払わせてしまいます。どちらの場面も目撃したSaraは怒り、父親のMister Fruitと喧嘩になります。その後もトラブルは起こり──
というお話です! Saraの父親の発言はいろいろと酷いです。おすすめの本と言いながら読んでいて頭にくる場面もあるのですが、まともな感性を持ったSaraがお客さんたちから評価される点は良いと思います。現実だと必ずしも正しいことを主張した人が報われるとは限らないところもあるでしょう。
本書は非常に読みやすく、難しい単語もほとんどないと思います。ただし(文脈とイラストから簡単に推測できますが)scale(=はかり)は意外と盲点かもしれません。
いろいろとツッコミどころはあるお話ですが、そこが逆に考えさせられるかもしれません。
【おすすめの洋書紹介(48冊目)おわり】
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