おすすめの洋書紹介188冊目はGiftedシリーズ1巻(Out of Sight Out of Mind)です! 今回紹介するのは6巻まである児童書のシリーズの最初の巻になります。
語数……37189語
難易度……読みやすさ普通。主人公の女子中学生Amandaの視点で書かれているので、一人称視点の中高生の小説に慣れていれば読みやすく感じるかもしれません。個人的には難しい単語はあまり出てこないように思います。また、文と文の間の空白が広すぎず狭すぎないちょうどいい感じなので、読み進めていくうえでのストレスはあまりないのではないでしょうか。Amazonの商品ページでは対象年齢9歳以上の表記となっていました。参考までに記しておきますが、自分は多読累計1440万語英検1級の時に本書を読みました。
ストーリー紹介……ある日のこと、主人公のAmandaが目を覚ますと視界に入ってきたのは自分の部屋とは異なる見慣れない風景だった。ベッドから出て鏡を見てみると、鏡の中にいたのは酷い見た目で学校で嫌われて見下されているTracyだった。ファッションに詳しく人気者のAmandaは絶望するが、Tracyの体の中に入ってしまった彼女は仕方なく登校することに。Tracyの選択授業にはその存在がほんの一部の生徒を除いては公表されていない授業があったのだ。そのクラスに集まるのは未来を予知できる生徒や他人の心が読める生徒たちで──?
というお話です! 他人に同情することがきっかけで入れ替わってしまうというAmandaの特異な体質が印象的でした。うっかり同情してしまい入れ替わらないようにするために、わざと他人を見下すような言動を取っていたところが面白かったです。(結局はうっかり同情してしまったせいでTracyと入れ替わってしまい物語が始まるわけですが)
シリーズものの児童書の中では比較的読みやすく内容も面白いのでぜひ読んでみてください✨
【おすすめの洋書紹介(188冊目)おわり】
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