24冊目はGRのフィクションでThe Skateboarderです! スケートボードといえばオリンピックで注目が集まったことは記憶に新しいのではないでしょうか。
語数……1489語
難易度……読みやすい。DominoesというGRのシリーズのStarterレベルです。出版社のサイトによれば、Starterレベルは英検5~3級程度のようです。個人的には5級でスラスラ読むには難しい気がするので、気持ちよく読むには3級ぐらいかなと思います。参考までに記しておきますが、自分は多読累計611万語、英検1級の時にこの本を読みました。
ストーリー紹介……Hannahの家の近くには新しくできたばかりのスケートボード場がありました。Hannahは従兄弟のJustinと一緒にスケートボード場所に足を運ぶうちにスケートボードに興味を持つようになりました。それでもHannahは失敗するのが怖く、なかなかスケートボードをやる決心がつきませんでした。そんな時、Hannahは自由自在に技をこなすOwenの姿を目撃して──
というお話です! GRの易しいレベルということもあって短めですが、読み終わった時にはきっとスケートボードに挑戦してみたくなる1冊だと思うのでおすすめです!
【おすすめの洋書紹介(24冊目)おわり】
〈追記〉あえて易しめの本を読むことについて私が考えること
難易度の項目で、本書が英検3級程度のレベルであることや自分が英検1級の時に読んだことについて書きました。英検1級を持っていれば、本来はもっと難しい本が読めるはずです。私が本書を読んだ当時も、もっと分厚い大人向けの本を並行してたくさん読んでいました。それでもなぜあえて易しめの本を挟んでいるかといえば、それは一切ストレスなく日本語を介さず英語のまま理解するというリズムを維持するためです。難しい専門的な本だけを連続して読んでいると、英語の難易度以前に内容が難しいので考えて咀嚼するというプロセスがどうしても入ってきます。それはそれで大事なことですが、英文の読解スピードという意味では気付かないうちに少し遅くなってしまいます。そこで時々簡単な本を読むことで自分の本来の読解スピードはこの程度なんだ、という感覚を忘れないようにしています。これについては人によるとは思います。しかし難しい本が読めるようになったからといって、簡単な本を読んではいけないというわけではないことは認識しておくべきだと私は思います。
コメント