おすすめの洋書70冊目はLeo Lionniの絵本でIt’s Mine!です✨ ちなみに作者は先日紹介したSwimmyと同じ方です。こちらはスイミーに比べれば知名度は低いかもしれませんが、とても良い絵本なのでぜひ知っていただきたいと思い今回紹介することにしました。
語数……405語
難易度……読みやすい。2ページ(見開き1ページ)に2~5行程度の英文のイメージです。見慣れない単語が出てくることもあるかもしれませんが、内容理解に支障はないと思います。Amazonの商品ページでは対象年齢3~7歳となっていました。ネイティブ向けの絵本です。
ストーリー紹介……3匹のカエル(=Milton, Rupert, Lydia)のお話。小さな島で暮らす3匹はいつで朝から晩まで喧嘩をしていた。Miltonは水は自分のものだと言い、Rupertは地面は自分のものだと言い、Lydiaは空気は自分のものだと言っていた。(←タイトルのIt’s Mine!はここから来ているのが分かりますね)そんな風に言い争いを続けていると、大きなヒキガエルが彼らの前に姿を現した。島の反対側に暮らすというヒキガエルは3匹の争う声ががうるさいのだと苦情を言いに来たのだった。それでもヒキガエルがいなくなった途端、3匹はまた喧嘩を始めてしまうのだった。しかし、嵐がやってくると怖くなった3匹は争っているわけにもいかなくなり──
というお話です! 最初は喧嘩の絶えなかった3匹が嵐をきっかけに仲良くなっていくところがとても素敵です。また、嵐の最中の出来事についても展開がなかなか可愛らしいものとなっています。
この作者のお話はストーリーはもちろん、独特なイラストと色遣いが魅力的です! 大人にもおすすめなのでぜひ読んでみてください✨
【おすすめの洋書紹介(70冊目)おわり】
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